すべてがコンピュータ制御のスカイトレイン
今日は、前回のシーバスに引き続き、
バンクーバーの大事な交通機関、スカイトレインについて
マイクが紹介します。
おそらく、日本からバンクーバーに初めて来た人は、
バンクーバー国際空港から、ダウンタウンまでの
移動手段として、最初に利用する交通機関になるかもしれませんね。
タクシーを利用する場合や誰か車で迎えに来てくれる場合は、別として。
このスカイトレイン何がすごいかというと、
すべてがコンピュータ制御の自動運転。
なので運転間隔も短いときは2分間隔で次のスカイトレインがやってきます。
このスカイトレインは、日本の山手線みたいにいくつかラインがあり、
バンクーバーの中心、ダウンタウンとバーナビー、リッチモンドなどの周辺都市、
さらには、観光客にとって最も大事な空港を結ぶ、バンクーバーになくてはならない
大事な輸送機関になってるんです。
上に旧型車両の写真をのっけてみましたが、
旧型は中がせまっ苦しいので、みなさん新型になるべく乗ってみてください。
新型車両はこの記事の一番最初の写真にのせてます。
新型、旧型とも、ランダムに来るので、そのときの運次第かな(笑)
でも空港から利用する場合は、カナダラインというバンクーバーオリンピックのために
新しく作られた路線を利用することになるので、車両も比較的きれいで、
ゆったりとしたスペースも確保できると思います。
チケットの買い方なんですが、
駅に必ず、下の写真のような自動券売機がありますので、
そちらを利用して、自分が行きたい駅のゾーンを確認してから、
購入してみてください。日本語表示もできるので、英語が全くという人も簡単に購入できるはず。
え?ここでゾーンて何?って思った方もいらっしゃると思うので、
簡単に、ゾーンと料金の紹介を少し。
バンクーバーは大きく、地域ごとに、1ゾーンから3ゾーンまで
区切っているんです。
例えば、ダウンタウンから近場の移動だと、1ゾーン圏内、
ちょっと中心から離れて、バーナビーという地域や空港などに
行く場合は、2ゾーン、そしてサーレーなどもっと離れた地域に行くには、
3ゾーンというような感じで。
で、このゾーンごとに料金が決められています。
1ゾーンだと、片道2.5ドル、2ゾーンだと片道3.75ドル、
3ゾーンだと、片道5ドルになっています。
これは1回きりのチケットなんですが、
例えば、日本の回数券のようなものや一日パスといって、
バス、スカイトレイン、シーバス乗り放題という観光向けのチケットも用意されています。
こちらにESLやワーキングホリデーで長く滞在する人には、
日本でいう定期券のようなチケット(マンスリーパスと呼ばれています)があります。
これは1ヶ月単位で購入できるんですが、日本と違うのは、
7月だったら7月券みたいなもので、例えば、月の途中から1ヶ月というようには
ならないんです(ここ注意!)
だから、月の途中にバンクーバーに着いた場合は、回数券とマンスリーパスで
どちらが安くつくか計算したほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、スカイトレインは、常にチケットをちゃんと持っているかを
日本のように改札でチェックしているわけではないんです。
たまに、警察やスカイトレインの職員が駅で抜き打ち検査をやっています。
(マイクの経験上、月にあっても2回ぐらいかな、ないときはゼロだった月もあり)
これを聞いて、ちょっとずるいことを考える人もでてきちゃうかもしれませんが、
それは絶対やらないほうがいいです。
もし、チケットを持っていないで乗車しようとして、抜き打ち検査にひっかかった場合、
罰金を150ドルほど取られるので。
スカイトレインは、バスと違って、降りる場所があいまいだったりしないので、
初めての人にもわかりやすい交通機関になっています。
主要な場所は網羅しているので、バスじゃないと行けない場所以外は、
ぜひスカイトレインを利用してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回をお楽しみにー!